第0章 目次 |
第1章 ゲーム概要 0.初めに 1.TS☆ファイトTCGとは 2.ゲームの目的 3.カードの種類と記載内容 4.場の説明 5.用語の説明 第2章 ゲームの準備と流れ 1.デッキ 2.ゲームの流れ 3.ターンの流れ 第3章 ターンの詳細 1.イニシャルフェイズ 2.リカバリーフェイズ 3.ドローフェイズ 4.メインフェイズ 5.エンドフェイズ 第4章 一般能力 1.属性:x 2.TS条件:x 3.協力条件:x 4.ポジティブ:x 5.ネガティブ:x 6.ハートナー:x 7.改名:x 第5章 特殊能力 1.特殊能力の表記 2.天然常動型特殊能力(○特殊能力/●特殊能力/○●特殊能力) 3.天然起動型特殊能力(☆特殊能力/★特殊能力/☆★特殊能力) 4.協力型特殊能力(□特殊能力/■特殊能力/□■特殊能力) 5.特殊能力の使用手順 第6章 特性 1.属性:〜 2.キーワード特性(「TS:x」「協力:x」「対象:x」) 3.コスト:x ※「属性」や「キーワード」について 第7章 ドレス 1.ドレスの制限 第8章 エフェクト 1.TSエフェクト 2.「能力エフェクト」 第9章 ハプニング 1.ハプニングの表記 2.ハプニングの手順 第10章 TS 1.ベースキャラクター 2.TSエフェクトの使用 3.TSの解除 4.特殊なTS 5.「属性:入替」をもつTSエフェクト 第11章 その他のルール 1.カード記述の優先 2.同時選択の行動側優先 3.矛盾する効果の適用 |
第1章 ゲーム概要 |
0.初めに |
このルールブックやカードテキストでは、複数のパターンが入る文言を「x」で表しています。 例えば「性別:x」とは「性別:男」「性別:女」などをまとめた物です。 ただし、一部のカードテキストでは「x」の内容を指定している物も存在します。 |
1.TS☆ファイトTCGとは |
「TS☆ファイトTCG」とは(以下、TS☆ファイト)は、様々なTSが発生する可能性のあるパラレル世界「ティストラ」を舞台とした、2人対戦様トレーディング・カードゲームです。 プレイヤーは「ティストラ」の住人の1人となり、様々な誘惑やイベントに耐えつつどこまで精神力を保てるか競います。 |
2.ゲームの目的 |
2人のプレイヤーがそれぞれ自分の「デッキ」と呼ばれるカードの集まりを用意して1体1で対戦します。 多彩なカードを駆使して先に相手の精神力(初期値:30)を0にしたプレイヤーの勝利となります。 |
3.カードの種類と記載内容 |
3.1.キャラクターカード |
各プレイヤーの分身や自プレイヤーの協力者を表しているのが「キャラクターカード」です。
キャラクターカードは場に出される事で「PL(プレイヤー)キャラ」や「協力者」となります。 またPLキャラや協力者はまとめて「キャラクター」と呼ばれます。 なお、TS状態のPLキャラは特に「TSキャラ」とも呼ばれます。 (1)カード種類 カード右上端に「キャラクター」と書かれているのが、キャラクターカードです。 (2)コスト カード左上端に丸に囲まれて書かれている数字が「コスト」です。 (3)カード名 コストの下に書かれているのがカード名です。同時に「キャラクター名」でもあります。 一部のカードは『』で囲まれた個人名を持っている物もあります。 (4)年代・性別 カード名前の下の【】内に書かれているのが「年代」と「性別」です。 年代は以下の4つに分類されます。 ・子供:小学生以下のキャラクターです。 ・学生:中学生・高校生のキャラクターです。 ・大人:大学生以上のキャラクターです。 ・不明:年齢不肖のキャラクターです。 性別は以下の4つに分類されます。 ・女:女性のキャラクターです。 ・男:男性のキャラクターです。 ・両:両性具有のキャラクターです。このキャラクターは女としても男としても扱われます。 ・無:性別を持たないキャラクターです。このキャラクターは女としても男としても扱いません。 (5)魅力/衝撃 コストの右に/で区切られて書かれているのが「魅力」と「衝撃」です。 魅力は文字通りそのキャラクターの魅力を表しています。 衝撃はそのキャラクターにTSした際に受ける衝撃の度合いを表しています。 (6)一般能力欄 イラストの下、横線で区切られた上側に「一般能力」が書かれます。 一般能力とはそのキャラクターの持っている特技・技能や特性の事で、多くのキャラクターが持つ為に簡略化されて記載されている物です。(詳細は後述) (7)特殊能力欄 イラストの下、横線で区切られた下側に「特殊能力」が書かれます。 特殊能力は一般能力より特殊な特技・技能や特性を指します。(詳細は後述) また、文字が斜体で書かれた「フレーバー・テキスト」が書かれている場合があります。 フレーバー・テキストはそのキャラクターや世界観をイメージさせる物で、ゲームに影響しません。 |
3.2.ドレスカード |
キャラクターの見に付ける服や装飾品を現したのが「ドレスカード」です。 ドレスカードは場に出される事で「ドレス」となります。 (1)カード種類 カード右上端に「ドレス」と書かれているのが、ドレスカードです。 (2)コスト カード左上端に丸に囲まれて書かれている数字が「コスト」です。 (3)カード名 コストの下に書かれているのがカード名です。同時に「ドレス名」でもあります。 一部のカードは『』で囲まれた固有名を持っている物もあります。 (4)魅力/衝撃 コストの右に/で区切られて書かれているのが「魅力」と「衝撃」です。 魅力はドレスの持つ魅力を表しています。 衝撃はTSキャラがドレスを着せられた受ける衝撃の度合いを表しています。 (5)特性欄 イラストの下、横線で区切られた上側に「特性」が書かれます。 主にそのドレスの「属性」やそのドレスに関する「キーワード特性」などが書かれます。(詳細は後述) (6)特殊能力欄 横線で区切られた下側にドレスを着たキャラクターが得る事のできる「特殊能力」が書かれます。 また、文字が斜体で書かれた「フレーバー・テキスト」が書かれている場合があります。 フレーバー・テキストはそのドレスや世界観をイメージさせる物で、ゲームに影響しません。 |
3.3.エフェクトカード |
キャラクター達がTSやその他のイベントから受けるなどの効果を表したのが「エフェクトカード」です。 エフェクトカードは使用された時点で「エフェクト」となり、キャラクターがどのような効果を受けるか分かるように場に残します。 エフェクトカードには、TSした原因を表す《性転換魔法》などや、キャラクターが長く影響を受ける《飛び級?!》などが存在します。 (1)カード種類 カード右上端に「エフェクト」と書かれているのが、エフェクトカードです。 (2)コスト カード左上端に丸に囲まれて書かれている数字が「コスト」です。 (3)カード名 コストの下に書かれているのがカード名です。同時に「エフェクト名」でもあります。 (4)魅力/衝撃 コストの右に/で区切られて書かれているのが「魅力」と「衝撃」です。 エフェクトの対象となったキャラクターに付加される魅力と、エフェクトで受ける衝撃の度合いを表しています。 (4)特性欄 イラストの下、横線で区切られた上側に「特性」が書かれます。 主にそのハプニングの「属性」やそのハプニングに関する「キーワード特性」などが書かれます。(詳細は後述) (5)特殊能力欄 エフェクトを受けたキャラクターが得る「特殊能力」が書かれます。 また、文字が斜体で書かれた「フレーバー・テキスト」が書かれている場合があります。 フレーバー・テキストはそのドレスや世界観をイメージさせる物で、ゲームに影響しません。 |
3.4.ハプニングカード |
キャラクター達の身に降りかかるハプニングなどを表したのが「ハプニングカード」です。 ハプニングカードは唯一の相手ターンにも使用できる使い捨てのカードで、使用後は場外に置かれます。 (1)カード種類 カード右上端に「ハプニング」と書かれているのが、ハプニングカードです。 (2)コスト カード左上端に丸に囲まれて書かれている数字が「コスト」です。 (3)カード名 コストの下に書かれているのがカード名です。同時に「ハプニング名」でもあります。 (4)特性欄 イラストの下、横線で区切られた上側に「特性」が書かれます。 主にそのハプニングの「属性」やそのハプニングに関する「キーワード特性」などが書かれます。(詳細は後述) (5)効果欄 横線で区切られた下側にハプニングの「効果」が書かれます。 また、文字が斜体で書かれた「フレーバー・テキスト」が書かれている場合があります。 フレーバー・テキストはそのドレスや世界観をイメージさせる物で、ゲームに影響しません。 |
4.場の説明 |
(1)手札 プレイヤーが使用できるカードです。手札のカードは自分だけが確認できるように持ち、相手プレイヤーに見せてはなりません。また、相手プレイヤーの手札を見てもいけません。ただし、お互いに手札の枚数はいつでも確認できるように、カードを広げて持ちます。 (2)山札 デッキを裏向けにしておいた物が「山札」です。山札がどの様な順番で並んでいるかは確認できませんが、お互いの山札の枚数はゲーム中いつでも確認できます。 (3)PLキャラゾーン PLキャラとそのPLキャラに付いているドレス、エフェクトを置く為の場所です。 (4)協力者ゾーン 協力者となるキャラクターを置く為の場所です。 協力者にドレス、エフェクトが付く場合はそのキャラクターの上に、カード名が分かるように少しずらしておきます。 (5)場外 使い終わったカードや、退場させられたカードが置かれる場所です。場外のカードは表向きに置かれ、お互いの場外の内容はゲーム中いつでも確認できます。 (6)ゲームから除外されたカード ゲームから除外されたカードは場外と分けて置きます。お互いのゲームから除外されたカードの内容はゲーム中いつでも確認できます。 |
5.用語の説明 |
TS☆ファイトには独特な用語がいくつがあります。 |
元気/疲労 |
キャラクターカードが縦になっている事を『元気状態』、横になっている事を『疲労状態』と言います。 また疲労状態から元気状態になる事を『元気になる』、元気状態から疲労状態になる事を『疲労する』といいます。 なお、既に疲労状態のキャラクターを更に疲労させることはできません。 |
TS |
エフェクトカードなどの効果によってTSした状態を「TS状態」、その効果でTSしたキャラクターの事を「TSキャラ」と呼びます。 またTS状態のプレイヤーを「TSプレイヤー」といいます。 ※ゲーム的にはPLキャラゾーンに「性別:男」以外のカードが置かれている状態を「TS状態」と呼びます。 |
協力者 |
各プレイヤーに協力してくれるキャラクターのことで、ゲーム的にはイベントカードやハプニングカードの使用に必要なエネルギーです。 |
協力 |
イベントカードやハプニングカードの使用時にコストとしてPLキャラや協力者を疲労させることを「協力する」と呼びます。 既に疲労状態のキャラクターは協力することができません。 |
退場 |
TSキャラや協力者を場外(捨て山)に送る事を「退場する」と言います。 |
自己嫌悪ダメージ |
TSキャラが様々な行動をした際に自己嫌悪として受ける精神的ダメージを表しています。 通常のダメージと異なり、そのプレイヤーが宣言した行動(攻撃・イベントなど)により発生します。 |
第2章 ゲームの準備と流れ |
1.デッキ |
各プレイヤーはゲーム開始前に、自分のデッキを用意しておく必要があります。デッキとは、各プレイヤーが準備した60枚のカードの束です。 デッキ構成には「60枚で構成されていること」と「同名のカードはデッキに3枚までしか組めない」と言う2つのルールがあります。ただし、カードに枚数制限に関する記述がある場合、カードに記載された枚数制限を優先します。 また、「属性:MOB」を持つキャラクターカードは「デッキに何枚でも入れる事ができる」と言う表記があるものとして扱われます。 |
2.ゲームの流れ |
ゲームの流れは次の通りです。 |
(1)自分のデッキのシャッフル |
お互いに自分のデッキをシャッフルします。 |
(2)相手のデッキのシャッフル |
お互いに相手のデッキをシャッフルできます。 |
(3)山札の配置 |
お互いに自分のデッキを裏向きに置いて、山札にします。 |
(4)手札の補充 |
自分の山札から6枚になるまでカードを補充して手札にします。 手札にキャラクターカードがない場合、相手に手札を見せることで、最大3回まで引きなおす事(「マリガン」といいます。)が出来ます。「マリガン」をする際はそのプレイヤーのデッキに対して(1)〜(3)までの手順を適用してください。 |
(5)PLキャラの配置 |
山札の一番上のカードを裏向けのまま、PLキャラゾーンにおきます。 このカードは「キャラクター名:プレイヤー、年代:不明、性別:男、コスト:0、魅力:0/衝撃:0」のキャラクターとして扱われます。 配置されたカードの内容を確認する事はできません。 |
(6)先手/後手の決定 |
ジャンケンなどの平和的手段で先手・後手を決めます。ジャンケンで勝った方が先手とするのが一般的です。 ※ここで「ゲームの準備」は終了します。 |
(7)先手プレイヤーのターン |
先手プレイヤーが「行動側」、後手プレイヤーが「待機側」となって、ターンを進行します。 |
(8)後手プレイヤーのターン |
後手プレイヤーが「行動側」、先手プレイヤーが「待機側」となって、ターンを進行します。 ※以後、ゲームの終了条件を満たすまで、(6)と(7)を繰り返しします。 |
3.ターンの流れ |
TS☆ファイトは、ターンを繰り返す事でゲームが進行します。ゲームは先手プレイヤーの最初のターンを「第1ターン」とし、行動側が変わるごとに1ターンずつ経過します。 自分のターンを信仰しているプレイヤーを「行動側」、そうでないプレイヤーを「待機側」と呼びます。 |
(1)イニシャルフェイズ |
ターンの開始時に効果を発揮する特殊能力や効果を解決します。 |
(2)リカバリーフェイズ |
行動側プレイヤーの疲労状態のキャラクターを元気にします 。 |
(3)ドローフェイズ |
手札の不要なカードを捨てて、山札を捨てた枚数+1枚引きます。 |
(4)メインフェイズ |
行動側プレイヤーは次の行動を可能な限り何度でも、好きな順序で実行できます。 ・協力者の出場 ・攻撃 ・ドレスカードの使用 ・エフェクトカードの使用 ・ハプニングカードの使用 ・特殊能力の使用 |
(5)エンドフェイズ |
ターンの終了時に効果を発揮する特殊能力や効果を解決します。 ターン終了とし、行動側と待機側の立場が入れ替わります。 |
第3章 ターンの詳細 |
1.イニシャルフェイズ |
ターンの開始時に効果を発揮する特殊能力や効果を解決します。 |
2.リカバリーフェイズ |
行動側プレイヤーの疲労状態のキャラクターをすべて元気にします。 ただし、特殊能力とかで元気にできなくなている場合もあります。 |
3.ドローフェイズ |
手札の不要なカードを捨てて、山札から「捨てた枚数+1枚」を引きます。 不要なカードがない場合は捨てる必要はありません。その場合は山札から1枚だけカードを引きます。 なお、先手・後手の有利不利をなくすため、第1ターンはこのフェイズは省略されます。 |
4.メインフェイズ |
行動側プレイヤーは次の行動を可能な限り何度でも、好きな順序で実行できます。 ただし、第1ターンのみ協力者の配置しか行えません。 |
4.1.協力者の配置 |
1ターンに1枚のみ、手札のキャラクターカードを協力者として出す事ができます。出したカードは協力者ゾーンに置かれます。 手札のキャラクターカードを協力者として出す事を「出場させる」といいます。 なお、場に出せるカードの枚数はカード名・個人名ごとに、各プレイヤーの場(TSキャラゾーンと協力者ゾーンを併せて)に1枚ずつしか出すことができません。 ただし、「属性:MOB」のキャラクターは場に何枚でも出すことができます。 |
4.2.攻撃 |
TSキャラは相手を萌えさせて精神的ダメージを与えていることができ、そうする事を「攻撃」といいます。 1ターンに1回のみ、行動側プレイヤーがTS状態でTSキャラが元気状態のときのみ、攻撃を宣言できます。 攻撃する場合、コストとしてTSキャラを疲労状態としなければいけません。 待機側プレイヤーは、行動側TSキャラの魅力とそのキャラクターに付いたドレス・イベントの魅力の合計分のダメージを受けます。 行動側プレイヤーは自己嫌悪ダメージとして1点受けます。 |
4.3.ドレスカードの使用 |
行動側プレイヤーはコストが支払える限り、何度でもドレスカードを使用することが出来ます。 ドレスカードを使用することを「ドレスを着せる」と言い、ドレスを着せるにはそのドレスカードに記載されたコスト分の協力が必要です。 |
4.4.エフェクトカードの使用 |
行動側プレイヤーはコストが支払える限り、何度でもエフェクトカードを使用することが出来ます。 |
4.5.ハプニングカードの使用 |
行動側プレイヤーはタイミング表記が[通常]のハプニングカードを使用することが出来ます。 またすべてのプレイヤーはタイミング表記が[割込]のハプニングカードを他の行動に対応する形でのみ使用することができます。 ハプニングカードを使用することを「ハプニングを発生させる」と言います。 |
4.6.特殊能力の使用 |
行動側プレイヤーはタイミング表記が[通常]の特殊能力を使用することが出来ます。 またすべてのプレイヤーはタイミング表記が[割込]の特殊能力を他の行動に対応する形でのみ使用することができます。 |
5.エンドフェイズ |
ターンの終了時に効果を発揮する特殊能力や効果を解決します。 |
第4章 一般能力 |
「一般能力」とは「属性:x」「TS条件:x」「協力条件:x」「ポジティブ:x」「ネガティブ:x」「パートナー:x」「改名:x」のことです。 |
1.属性:x |
そのキャラクターの持つ属性を表しています。 殆どの「属性:x」は単体では何も効果がありませんが他の効果と組み合わせる事で、特別な効果を発揮する事があります。 1つのカードが、2つ以上の属性を併せ持つ事もあります。その場合は「特性:姉/教員」と言う風に表記されます。 特殊な効果を持つ属性は以下の物があります。 |
外見(x) |
「x」には年代(「不明」以外)や性別(「女」もしくは「男」)が入ります。 このキャラクターが実際と異なる年齢や性別で見られる外見を持つことを表しています。(ロリ体形の教師など) ドレスを着る際にはこの効果で指定された年齢や性別として扱われます。 この属性を持たないキャラクターは「外見(そのキャラクターの年代)」及び「外見(そのキャラクターの性別)」を持ちます。 |
資格(x) |
「x」には年代(「不明」以外)が入ります。 このキャラクターが実際と異なる年齢の立場や資格を持つことを表しています。(飛び級で高校に入学した子供など) 協力する際にはこの効果で指定された年齢として扱われます。 |
MOB |
このキャラクターがありふれたキャラクター(MOBキャラ)であることを表しています。 「属性:MOB」を持つキャラクターカードにデッキに何枚でも入れる事ができ、場に何枚でも出す事ができます。 |
母(PL)/父(PL) |
このキャラクターがPLキャラの母親、もしくは父親であることを表しています。 「属性:母」もしくは「属性:父」を持つキャラクターは各プレイヤーの場ごとに1人ずつしか出せません。 |
兄(PL)/姉(PL)/妹(PL)/弟(PL) |
このキャラクターがPLキャラの兄妹、もしくは姉妹であることを表しています。 この属性をキャラクターが協力者として場にいる場合、PLキャラに「属性:兄」「属性:姉」「属性:弟」「属性:妹」のいずれかを持つ物として扱われます。 ・PLキャラの性別が男で「属性:兄」か「属性:姉」の協力者:「属性:弟」 ・PLキャラの性別が女で「属性:兄」か「属性:姉」の協力者:「属性:妹」 ・PLキャラの性別が男で「属性:弟」か「属性:妹」の協力者:「属性:兄」 ・PLキャラの性別が女で「属性:弟」か「属性:妹」の協力者:「属性:姉」 |
母(x)/父(x)/兄(x)/姉(x)/妹(x)/弟(x) |
「x」には個人名が入ります。 このキャラクターが「個人名:x」のキャラクターの血縁であることを表します。 |
2.TS条件:x |
そのキャラクターにTSする時に満たさなければならない条件です。 主にTSに使用するTSイベントカードが指定されます。 |
3.協力条件:x |
そのキャラクターを出場させる時に満たさなければならない条件です。 主に既に存在する協力者の数などで条件が付けられます。 |
4.ポジティブ:x |
そのキャラクターを優越感や前向きなイメージを抱いている事項を表してます。 「x」にはその事項を表す「キーワード」が入ります。 「ポジティブ:x」は単体では何も効果がありませんがドレスカードなどの持つ「キーワード特性」と組み合わせる事で、特別な効果を発揮します。 |
5.ネガティブ:x |
そのキャラクターを劣等感や後向きなイメージを抱いている事項を表してます。 「x」にはその事項を表す「キーワード」が入ります。 「ネガティブ:x」は単体では何も効果がありませんがドレスカードなどの持つ「キーワード特性」と組み合わせる事で、特別な効果を発揮します。 |
6.パートナー:x |
「x」にはキャラクター名や個人名、『「属性:運動」を持つ』などの条件が入ります。 そのキャラクターにパートナーと呼べる存在がいる事を事項を表してます。 「x」に該当するキャラクターが場に出たときに「パートナー:x」を持つキャラクターを出場させる事ができます。 この効果での出場は1ターンに出せる協力者の数に含まれませんが、1人のキャラクターに対して1人しか出せません。 ※「パートナー:x」でキャラクターに対応して更に別の「パートナー:x」を持つキャラクターを出す事は可能です。 |
7.改名:x |
「x」には個人名が入り、そのキャラクターがTS時などにその個人名を名乗る事や、別名を使ってる際に同一人物として扱う個人名を示しています。 「改名:x」を持つキャラクターは、場に出す際のルール制限において「個人名:x」のキャラクターとしても扱われます。 |
第5章 特殊能力 |
特殊能力とは「○」「●」「☆」「★」のアイコンで示される効果のことです。 |
1.特殊能力の表記 |
特殊能力は「特殊能力アイコン」、「特殊能力名」、「タイミング・属性」「コスト/対象」、改行されて「効果」の順で記載されます。 |
1.1.特殊能力アイコン |
特殊能力には「天然常動型」、「天然起動型」、「協力型」の3種類があり、使用できるキャラクターによって更に3種類あり、以下のアイコンで記されます。 ○=「天然常動型」(TSキャラの時に効果を発揮。) ●=「天然常動型」(協力者の時に効果を発揮。) ☆=「天然起動型」(TSキャラの時に効果を使用できる。) ★=「天然起動型」(協力者の時に効果を使用できる。) □=「協力型」(TSキャラの時に効果を使用できる。使用者の協力が必要。) ■=「協力型」(協力者の時に効果を使用できる。使用者の協力が必要。) TSキャラでも協力者でも効果を発揮する(使用できる)場合は「○●」と言うように続けて表記されます。 |
1.2.特殊能力名 |
特殊能力の名前です。 |
1.3.タイミング表記・属性 |
[タイミング表記 属性:x]と記されます。天然常動型特殊能力にはタイミングはなく、また「属性:x」を持たない特殊能力もあります。 タイミングや属性のないときはその部分は省略され、両方ない場合この記述自体が省略されます。 タイミングは「通常」「割込」の2種類があり、両方のタイミングで使用できる場合は[通常/割込]と表記されます。 |
1.4.対象、コスト |
(対象:x/コスト:x)と記されます。 「対象:x」はその特殊能力の対象を示しています。 「コスト:x」はその特殊能力の使用に追加のコストが必要な時に書かれています。 |
1.5.効果 |
特殊能力の効果が記されます。 |
2.天然常動型特殊能力(○特殊能力/●特殊能力/○●特殊能力) |
天然常動型特殊能力は、条件を満たして場に存在していれば、常に効果を発揮しています。 |
3.天然起動型特殊能力(☆特殊能力/★特殊能力/☆★特殊能力) |
天然起動型特殊能力は、任意に発動する特殊能力です。 |
4.協力型特殊能力(□特殊能力/■特殊能力/□■特殊能力) |
協力型特殊能力は、そのキャラクターに協力してもらって効果を発揮する特殊能力です。 |
5.特殊能力の使用手順 |
天然起動型特殊能力や協力型特殊能力の使用には以下の手順を踏まなければなりません。 |
5.1.状態の確認 |
特殊能力が使える状態かを確認します。 |
5.2.使用宣言 |
対象を指定します。対象が不適切な場合は使用できません。 |
5.3.コストの宣言 |
追加のコストが必要な場合、どのように支払うかを宣言します。 以降「5.8.状態の確定」が完了するまで協力を宣言したキャラクター(協力型特殊能力を使用したキャラクター含)は他の効果のコストとして協力する事ができません。 破棄・ゲームから除外を宣言したカードを使用したり、他の効果のコストとすることはできません。 |
5.4.[割込]の宣言 |
まず待機側プレイヤーに、[割込]を宣言する権利が与えられます。その後、行動側プレイヤーに[割込]を宣言する権利が与えられます。 「5.4.[割込]の宣言」は両方のプレイヤーが続けて、権利を放棄するまで続きます。 |
5.5.[割込]の処理 |
「5.4.[割込]の宣言」の[割込]の効果を処理します。 |
5.6.コストの実行 |
協力型特殊能力を使用するキャラクターを、疲労状態にします。 また、追加のコストが発生している場合、それらを支払います。 |
5.7.効果の適用 |
特殊能力を使用したキャラクターと対象が存在し、「5.3.コストの宣言」で宣言されたコストが「3.6.コストの実行」で支払われていた場合、対象に効果を適用します。 対象が複数の場合は、いずれが1つが存在すれば可能な範囲で効果が適用されます。 |
5.8.状態の確定 |
「5.7.効果の適用」で適用された効果に基づき、キャラクターや場、手札の状態を適切な物にします。 |
第6章 特性 |
特性とは「属性:x」「TS:x」「協力:x」「対象:x」「コスト:x」のことです。 「特性」はドレスカードやイベントカード、ハプニングカードの特性欄に書かれます。 |
1.属性:x |
そのドレスやエフェクト、ハプニングの持つ属性を表しています。 殆どの「属性:x」は単体では何も効果がありませんが他の効果と組み合わせる事で、特別な効果を発揮する事があります。 1つのカードが、2つ以上の属性を併せ持つ事もあります。その場合は/で区切られています。 特殊な効果を持つ属性は以下の物があります。 |
男女兼用 |
ドレスのみが持つ属性で、そのドレスが男女兼用の物であることを表しています。 「属性:男女兼用」を持つドレスは性別に関係なく着せる事ができます。 |
装飾品 |
ドレスのみが持つ属性で、そのドレスが装飾品であることを表しています。 「属性:装飾品」を持つドレスは着ているドレス枚数にカウントされず、そのドレスを着せる為に他のドレスを破棄する必要はなく、他のドレスを着る際も破棄する必要がありません。 |
装飾品(x) |
ドレスのみが持つ属性で、そのドレスが、眼鏡などの特定の部位に1つのみ身に付ける事ができる装飾品であることを表しています。 「属性:装飾品(x)」を持つドレスは「x」が重複するカード内でのみ、ドレス枚数の制限を受けます。 |
2.キーワード特性(「TS:x」「協力:x」「対象:x」) |
「協力:x」「TS:x」「対象:x」をまとめて「キーワード特性」と呼ばれます。 キャラクターの優越感、劣等感などを刺激するキーワードを表しているのが「キーワード特性」です。 「x」に該当するキーワードが複数あるものもあります。 なお、「キーワード特性」の効果によって発生するダメージや効果はドレスやイベント、ハプニングの効果として扱われます。 |
2.1.TS:〜 |
「TS:x」はそのドレスやイベント、ハプニングを使用した側のTSキャラが影響を受けるキーワードを示しています。 使用した側のTSキャラの特殊能力によって、以下の効果が適用されます。 ・「TS:x」と同じ「ポジティブ:x」を持つ 使用したプレイヤーは一致するキーワードの数だけ、そのイベント他から受ける自己嫌悪ダメージが減ります。 自己嫌悪ダメージが発生しない時は一致するキーワードの数分、使用したプレイヤーの精神力が回復します。 受ける自己嫌悪ダメージより一致するキーワードの数の方が多い場合はその差分だけ、使用したプレイヤーの精神力が回復します。 ・「TS:x」と同じ「ネガティブ:x」を持つ 一致するキーワードの数だけ、そのイベント他から受ける自己嫌悪ダメージが増えます。 自己嫌悪ダメージが発生しない時は一致するキーワードの数分の事故嫌悪ダメージを追加で受けます。 |
2.2.協力:〜 |
「協力:x」はそのドレスやイベント、ハプニングの協力者が影響を受けるキーワードを示しています。 「ネガティブ:x」を持つキャラクターは「協力:x」を持つカードに協力することができません。 |
2.3.対象:〜 |
「対象:x」はそのドレスやイベント、ハプニングの対象キャラクターが影響を受けるキーワードを示しています。 使用した側のキャラクターの特殊能力や状態によって、以下の効果が適用されます。 ・TSキャラで、「TS:x」と同じ「ポジティブ:x」を持つ 一致するキーワードの数だけ、そのイベントなどから対象キャラのプレイヤーが受ける衝撃ダメージが減ります。 衝撃ダメージが発生しない場合や、一致するキーワードの数の方が多い場合は衝撃ダメージを受けません。 また、対象のTSキャラクターが疲労状態の場合、元気になります。 ・協力者で、「TS:x」と同じ「ポジティブ:x」を持つ 対象となった協力者が疲労状態の場合、元気になります。 ・TSキャラで、「TS:x」と同じ「ネガティブ:x」を持つ 一致するキーワードの数だけ、そのイベント他から受ける衝撃ダメージが増えます。 衝撃ダメージが発生しない時は一致するキーワードの数分の衝撃ダメージを受けます。 また、対象のTSキャラクターが元気状態の場合、疲労します。 ・協力者で、「TS:x」と同じ「ネガティブ:x」を持つ 対象となった協力者が元気状態の場合、疲労します。 |
3.コスト:x |
そのカードを使用するのに必要な協力以外のコストを示しています。 |
※「属性」や「キーワード」について |
属性やキーワードは「魔法」の様に単語1つで表されるものと「胸(巨乳)」の様に「x(y)」のような形で表される物があります。 プレイヤーが任意の属性(またはキーワード)を指定する場合、どちらのパターンでも指定することができます。 ただし「x(y)」で、宣言する場合「x」が重複するものは同じ属性・同じキーワードとして扱われます。 カードの効果で既に持ってる「キーワード(x)」と「x」が異なる「キーワード(x)」が与えられる場合、後に与えられた効果で上書きされます。 |
第7章 ドレス |
ドレスを着たキャラクターはそのドレスに書かれた特殊能力を得ます。 与えられた特殊能力はそのキャラクター自身の特殊能力として扱われます。 PLキャラがドレスを着る(着せる)時、そのキャラクターのプレイヤーはドレスカードに書かれた分の衝撃ダメージを受けます。 また着ているドレスに書かれた分、そのキャラクターの魅力が上昇します。 |
1.ドレスの制限 |
ドレスは通常、自分の「性別:女」のキャラクターにのみ着せる事ができます。 「属性:装飾品」以外のドレスは1人のキャラに1つしか付ける事ができず、新たにドレスを付ける場合それまで着ていたドレスは場外へ置かれます。 また「属性:装飾品(x)」を持つドレスは、「x」毎、1人のキャラに1つしか付ける事ができず、新たにドレスを付ける場合それまで着ていた「属性:装飾品(x)」のドレスは場外へ置かれます。 |
第8章 エフェクト |
エフェクトには「TSエフェクト」と「能力エフェクト」があり、両方の効果を併せ持つ物も存在します。 なお「ドレス」と異なり相手キャラクターにも付ける事ができます。 PLキャラがエフェクトを付けられる時、そのキャラクターのプレイヤーはエフェクトカードに書かれた分の衝撃ダメージを受けます。 また付けられたエフェクトに書かれた分、そのキャラクターの魅力が上昇します。 |
1.TSエフェクト |
エフェクトカードが「TSエフェクト」を持つ場合、[TS]と書かれた後に対象と効果が書かれます。 エフェクトカードが場に出ている場合、「TSエフェクト」は無視されます。(キャラクターが「TSエフェクト」を得る事はありません) 例)《性転換魔法》の場合 『[TS](対象:キャラクター1人) 対象を「個人名」を持たないキャラクターにTSさせる。』 エフェクトカードが「TSエフェクト」を持つ場合、[TS]と書かれた後に対象と効果が書かれます。 |
2.「能力エフェクト」 |
TSエフェクトの他に、書かれている特殊能力が「能力エフェクト」です。 「能力エフェクト」はそのエフェクトのついているキャラクターに特殊能力を与え、与えられた特殊能力はそのキャラクター自身の特殊能力として扱われます。 |
第9章 ハプニング |
1.ハプニングの表記 |
ハプニングは「タイミング」「対象」、改行されて「効果」の順で記載されます。 |
1.1.タイミング表記 |
[タイミング表記]と記されます。 タイミングは「通常」「割込」の2種類があり、両方のタイミングで使用できる場合は[通常/割込]と表記されます。 |
1.2.対象 |
(対象:x)と記されます。「対象:x」はその特殊能力の対象を示しています。 |
1.3.効果 |
ハプニングの効果が記されます。 |
2.ハプニングの手順 |
ハプニングを発生させるには以下の手順を踏まなければなりません。 ※基本は特殊能力の仕様手順と同じです。 |
2.1.状態の確認 |
ハプニングが使える状態かを確認します。 ハプニングに協力するキャラクターは元気状態でなければありません。 |
2.2.使用宣言 |
ハプニングの対象を指定します。使用タイミングが不適切な場合は使用できません。 |
2.3.コストの宣言 |
コストをどのように支払うか宣言します。 以降「2.8.状態の確定」が完了するまで協力を宣言したキャラクターは他の効果のコストとして協力する事ができません。 破棄・ゲームから除外を宣言したカードを使用したり、他の効果のコストとすることはできません。 |
2.4.[割込]の宣言 |
まず待機側プレイヤーに、[割込]を宣言する権利が与えられます。その後、行動側プレイヤーに[割込]を宣言する権利が与えられます。 「2.4.[割込]の宣言」は両方のプレイヤーが続けて、権利を放棄するまで続きます。 |
2.5.[割込]の処理 |
「2.4.[割込]の宣言」の[割込]の効果を処理します。 |
2.6.コストの実行 |
宣言したコストを実行ます。 |
2.7.効果の適用 |
ハプニングの対象が存在し、「2.3.コストの宣言」で宣言されたコストが「2.6.コストの実行」で支払われていた場合、効果を適用します。 対象が複数の場合は、いずれが1つが存在すれば可能な範囲で効果が適用されます。 |
2.8.状態の確定 |
「2.7.効果の適用」で適用された効果に基づき、キャラクターや場、手札の状態を適切な物にします。 |
第10章 TS |
エフェクトカードの「TSエフェクト」などでキャラクターを別の性別のキャラクターに変身させることを「TS」といいます。
TSは「非TS状態」のキャラクターにしか行うことができず、個人名を持つキャラクターへのTSは自分のキャラクターに対してしか宣言できません。 また個人名を持つキャラクターは同じ個人名のキャラクターでしかTSすることができません。ただし、効果で「個人名:任意の個人名」を与えられているキャラクターは、カードに記載される個人名のキャラクターとは「同姓同名の他人」と扱われる為、別の個人名として扱われます。 |
1.ベースキャラクター |
TSする前のキャラクターを「ベースキャラクター」と呼びます。 TS後もベースキャラクターの持つ個人名、属性、コンプレックス、特殊能力は赤字の物以外は保持し続けます。 |
2.TSエフェクトの使用 |
TSエフェクトを使用する際に、TS後の姿を指定するキャラクターカード(以後、TS後のキャラカード)を手札から提示し、そのコストを追加で払います。 TS効果が適用された場合、ベースキャラクターの上にTS後のキャラカードを置き、その横にTSに使用したエフェクトカードをおきます。(協力者をTSした場合エフェクトカードもキャラクターに重ねます。) |
3.TSの解除 |
TSを解除する効果は、「TSを解除する」や「元の姿に戻す」と風に書かれています。 TSが解除されるとそのキャラクターについてるカードをすべて場外へ送ります。ただし、最も下にある個人名を持つカード、ベースキャラクターを除きます。 TSによって個人名を持つキャラクターにTSしていた場合、そのカードをベースキャラクターを表すカードの下に置き、個人名が確定している事を分かるようにします。 なお、ベースキャラクターが場に存在しない場合、TSを解除する事はできません。 |
4.特殊なTS |
エフェクトカードを使用しない特殊なTSを以下に紹介します。これらは自分のキャラクターにしか使用できません。 |
4.1.PLキャラの設定 |
非TS状態で開始時点の裏向きカードをPLキャラとしている場合、手札から「性別:男」のキャラクターカードを、コストを支払ってPLキャラクターに重ねる事で、以後そのキャラクターをPLキャラかつベースキャラクターとして扱う事ができます。 |
4.2.個人名の定義 |
PLキャラが個人名を持たない場合、手札から個人名を持つキャラクターカードを、コストを支払ってPLキャラクターに重ねる事で、以後その個人名のキャラクターとして扱う事ができます。 ただし、使用するキャラクターが「性別:男」以外の場合は、TSエフェクトの使用と同じ手順を踏む必要があります。この時、エフェクトカードのコストは現在適用されているエフェクト(TSに使用した物)のコストを差し引いた物になります。また、「属性:入替」や「属性:憑依」のエフェクトカードを「個人名の定義」に使用する事はできません。 ※使用の順に関係なく、個人名を指定するキャラクターに他のエフェクト・ドレスの効果が適用された物としてみなされます。 |
5.「属性:入替」をもつTSエフェクト |
「属性:入替」を持つエフェクトカードでのTS(以後、入れ替わりと略します)は通常のTSの中でも少々特殊なのでここで説明しておきます。 入れ替わりは他のキャラクターと体を交換する事で性別が変化するTSです。 実際のゲームでも対象を2人(PLキャラと協力者)必要とし、エフェクトカードはPLキャラゾーンに置かれ、それぞれキャラカードをついているドレス・エフェクト毎、置き場を入れ替えます。 TSの解除時にはそれぞれのカードを元の配置に戻すだけで、TS後のキャラカードは場外に送られることはありません。 |
第11章 その他のルール |
1.カード記述の優先 |
カードによっては、これまで本ルールブックで示してきたルールと矛盾する記述がされている物もあります。 その場合、ルールよりもカードの記述を優先します。 |
2.同時選択の行動側優先 |
双方のプレイヤーが同時に何らかの選択に迫られた場合、行動側が先のその選択を行わなければなりません。 その場合、ルールよりもカードの記述を優先します。 |
3.矛盾する効果の適用 |
同時に適用する事ができない複数の効果が同一の対象に重なった場合、後から効果を発揮した物が優先して適用されます。 ただし、同一事項に「しない、できない、ならない」と言った「否定や不可能を意味する表記」が発揮していた場合、「否定や不可能を意味する表記」を優先します。 |