転生の天使リンネ
転生の天使リンネ
 暫くののち、とは言っても実際は数秒も立っていないけど、人型になった光が弾け、そこから1人の少女が現れた。って、あ、あれ? この子、もしかして ――

「リンちゃん?」

 僕の呟きが、聞こえなかったのか弾けた光から少女はぴょこんと降り立ち、頭を下げ挨拶をする。

「これからもよろしく、お兄ちゃん。リンはリンネだよ。魂管理組織『閻魔』日本第十六支社 支社長 転生の天使リンネだよ。これからもよろしくね」

 『輪廻転生の天使リンネ』そうなのったその少女は紛れもなく、あのリンちゃんだった。



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